あなたが死んだらすべてゴミ
たまには読書感想以外の投稿を。
年老いた母が、確実に娘の趣味じゃない服を大量に送りつけてくる
あのひと、いつもそう…
とイライラするよりも、
代りに捨ててあげましょう
と思うことにしたら少し楽になった。
ついでに自分が抱える「片付けられない問題」にも
少し向き合う気になった
例えば「台所まわり」における「置き場問題」
・食器
・ハンドタオル
・調味料
・ストック食材
・レジ袋(ゴミ袋として利用)
置き場が定まらなくて、出しっぱなしにしがち
なんなら仮置きと称して床に置いたまま
冷蔵庫の中、シンク横や上にある水切り棚も荒れ放題
なんとかしなくちゃ…と思うとしんどくなるので
ここはひとつ客観視(キャッ★監視)
問題を羅列できたから自分的には100点満点
方策については得意の棚上げ&放置
今日はこのぐらいにしておこう
本をよ務 014
★作家の口福★
恩田陸 ほか
文章を生業としている人の
「食にまつわるエッセイ」なんて
もう絶対美味しいに違いないじゃんって本
全20名。ひとりにつき4編ずつ。
私が読んだことのある作家さんは7名しかいないのですが
詳しい人は「利き文体」できるんじゃないかなぁ
特徴のある文体で、それぞれの視線で
色々な切り口から「口福」について書いています
特に好きなのは江國香織さんの「ほめ言葉」
最初は「あれ?これ口福の話?」って思うのですが
最後の一文で納得。そう、日々の積み重ねって大事なんだわ
生きてる間にあと何回口福体験できるんだろう
できれば画像じゃなくて文章で表現できたら
いいのだけれど。
http://oshienai.com/coquille/
本をよ務 012
★「“意識高い系”がハマる「ニセ医学」が危ない!」
桑満 おさむ
この本買ってまで読む人ってどんな人だろう
巷にあふれる健康情報
やる、やらないは自由。
効果が出る人も、でない人もいて当然
書いてあることの殆どが、ですよね。だから何?でした
ニセ医学は“意識高い系”の人だけがハマる訳じゃない
何かを信じることによって、安心したいタイプの人が
ハマるんだろうか。
いいと思うから、ヒトにも薦めてしまう
その「お薦め」が昔より人目に付きやすくなった…
つまり「ニセ医学」って私たちが作ってるってコトなのかしら
情報の取捨選択には気をつけたいものです
本をよ務 011
★「白蓮れんれん」
林 真理子
ヒトの色恋沙汰って、なんて面白いんでしょう
以前の「よ務」にあげたマリコさんの
エッセイじゃない方、読んでみました。
勉強不足で「白蓮事件」なるものを知らなかったのですが
女性がまだ「家の所有物」だったころ
自分の気持ちに正直に…ある意味、現代の女性らしい生き方をされた人の話
起こったことは、文字にするととても簡単
「歌人柳原白蓮さんが年下男性宮崎龍介さんと駆け落ちした」
ここに彼女の生い立ちや、2度目の結婚生活
当時彼女が呼んだ短歌や、二人がやりとりした手紙を肉付けして
伝記小説に仕上げるマリコさんの能力たるや凄いです。
同じ内容で男性が書いた本もあるのかな。
男性視点の「白蓮事件」も読んでみたいです
歴史はあとから振り返ると「あの時、こうだったら」という
切っ掛けがあるような気がするのですが
この場合はどこだったんだろう。
分岐点について考えてみるのも一興
次は白蓮さんの短歌を読んでみよう。旧伊藤邸にも行かなくちゃ!
本をよ務 010
感想書こうと思って調べてみたら
知らなかった。映画化されてたんですね
テツが村上ショージなんて、ピッタリ!
やひろとまひろ姉妹が石原さとみと能年玲奈なんて豪華すぎ
だかタケ、阿部寛…お前は違う
ショージさんと釣り合う平凡な感じの人がイイです
なーんて脳内キャストとすり合わせできるのも楽しみの一つ
小説ではたくさんの「アナグラム」が出てきます
映画ではどうなんだろう
読み終わって最初に思ったのが
伏線もあちこちにちりばめられていて
まんまと気づかずに読了しちゃったけど
非公開アナグラムも実は沢山あったんじゃないかと
ダメだ。これ一生分かんないままだ…
そして追い打ちの知らんかった情報
「カエルの小指」という続篇もあるらしい
カエルって何の隠語?小指ってやっぱりアレのこと?
またよ務本が増えました。楽しみ
本をよ務 009
★「孫と私の小さな歴史」
佐藤 愛子
世の中には「ばあさん」にならず「じいさん」になる
という選択肢があったことに気がつきました
おばあちゃんと孫の
やる気に満ちたり、満ちなかったりする
年始の挨拶が綴られています
遠巻きにして眺めている分には楽しいんだろう
たっぷりと20年分の歴史。楽しませていただきました
本をよ務 004
★「はじめて考えるときのように」
「わかる」ための哲学的道案内
文 野矢 茂樹
絵 植田 真
1時間で読める哲学入門書
読んでる時はなるほどね、って思う
挿絵もほんわかして雰囲気がいい
すいすい読める
でも本を閉じた途端「感想」が全く思い浮かばない
これも「感想」なんだろう。
本をよ務 003
★「世界一美味しい手抜きごはん」
はらぺこグリズリー
いまやwebで散々見ることのできる
本のレシピ集です。なんか贅沢な気がします
私が考える「手抜き」って
材料は2つまで(肉+野菜 または 魚+野菜)
火を使わない レンジか缶詰アレンジ
調味料は塩・こしょう・しょうゆ・マヨネーズ
チューブ調味料・ごま油の組み合わせ
…でしょうか。
この本、全然「手抜き」じゃないな。ちゃんとしてる
気になったレシピ「絶品よだれ鶏」作ってみました
レシピ転記
沸騰させたお湯に鶏むね肉を入れて
蓋をして放置(30~35分程度)
→竹串を刺して透明な汁が出ればOK
【合わせ調味料】
にんにくチューブ…3cm
醤油・酢…大匙1
みりん・ラー油…小匙1
みじん切りにした長ネギ(1/3)を炒めて
混ぜ合わせた調味料を加えひと煮たち
鶏肉を1cmの厚さに切って
ソースをかければ完成
カンタンなのに…うまくできませんでした。
全体的に水っぽくなった
自分好みになるよう改良してみます